お水取り2027:奈良の火祭り、お松明の時間・混雑・無料で見る方法
お水取りは、奈良・東大寺二月堂で行われる火と水の行事で、毎年3月1日から14日まで毎晩行われます。夜ごと、練行衆の童子が巨大な燃えるお松明を担いで二月堂の舞台を約25分間走ります。開始は19:00で、3月12日は19:30からと長く、3月14日は18:30からわずか10分です(2026年の時間)。無料でチケットもなく、見られるかどうかは到着時間だけで決まります。
この最後の点を、多くのガイドは書いていません。東大寺は毎晩決まった時刻に二月堂への参道を閉鎖し(2026年の3月12日は早くも16:15ごろ)、観覧エリアが満員になると入れなくなります。以下では、夜ごとのスケジュール、見る場所、混雑ルール、3月12日深夜のお水取り、終電を紹介します。2026年10月23日の確認時点で2027年の時間は未発表ですが、日程は固定です。1年のほかの祭りはこちら: 日本の祭りカレンダー.
3月1〜14日
毎年
無料
チケット・予約なし
19:00
通常のお松明開始時刻(2026年)
23:06
なんば行き平日最終快速急行(2026年秋ダイヤ)

2027年のお水取りはいつ?
2027年3月1日(月)〜14日(日)。修二会(お水取りの正式名称)の本行は、毎年3月1〜14日の2週間、二月堂で行われます(出典: 東大寺)。1,250年以上、一度も途絶えることなく続いています。
東大寺は2月上旬にお松明の時間と観覧ルールをお知らせとして発表します。2026年のお知らせは2月3日付でした。2027年のお知らせが出るまでは、以下の2026年のパターンで計画しましょう。2027年は最大の夜である3月12日が金曜日にあたるため、木曜日だった2026年より混雑が予想されます。
お水取りのお松明スケジュール(夜ごと)
毎晩、大切な時刻は2つ。二月堂への参道が閉鎖される時刻(東大寺のお知らせでは、それ以降は二月堂に上がれない時刻)と、お松明の時刻です。以下は 東大寺の2026年のお知らせによる2026年の数字で、すべて「頃」と記されています。
| 日付(2026年) | お松明 | 違い |
|---|---|---|
| 3月1日 | 19:00〜19:25 | 初日 |
| 3月2〜6日 | 19:00〜19:25 | 通常の夜 |
| 3月7日 | 19:00〜19:25 | 通常の夜 |
| 3月8〜11日 | 19:00〜19:25 | 通常の夜 |
| 3月12日 | 19:30〜20:10 | 大きな籠松明。講社の参拝日。立ち止まらずに観覧 |
| 3月13日 | 19:00〜19:25 | 通常の夜 |
| 3月14日 | 18:30〜18:40 | 最も短い夜。お松明が一斉に上がる |
お松明の夜、東大寺は夕方に二月堂周辺への立ち入りを規制し、3月12日はさらに早まります。お知らせで自分の日の規制時刻を確認し、余裕をもって到着しましょう。お松明が終わり、お堂の準備が整えば、再び上がれます。
実際に見られるもの
童子が練行衆の足元を照らしながら屋根付きの登廊を二月堂へ上り、燃えるお松明を舞台の欄干沿いに走らせ、観衆の頭上で振り回します。火の粉と灰が下の人々に降り注ぎます。たいていの夜は約10本のお松明が次々と上がります(japan-guide.com).
3月12日のお松明は長さ約8mの大きな籠松明で、行列は約40分続きます。3月14日はお松明が一斉に上がるため壮観ですが、約10分で終わります。
二月堂でお水取りを見る場所
見る場所は3か所。選ぶのではなく、お寺が順番に埋めていきます。
- 竹の柵の中にある二月堂下の芝生 (二月堂下芝生)。舞台がいちばん近くに見える場所。最初に埋まります。
- 広場 (お堂の下)。少し離れますが、まだよく見えます。
- 第二拝観所 (だいにはいかんしょ)。前の2か所が満員になると案内される場所。2026年のお知らせには場所の記載がなく、係員が誘導します。
第二拝観所も満員になると、その夜はお松明を見られません。規制が始まると入場は断られ、他人の場所取りも予約もできません。出典: 2026年のお知らせ。人数はお寺が安全のために決め、当日の天候や状況で調整します。
私たちのおすすめ:通常の夜なら18:00までに柵の中へ、週末はさらに早めに。悪天候の日はたいてい人出が少なめなので(japan-guide.com)、小雨の平日の夜がいちばん近くで見やすいタイミングです。
3月12日のお水取りの混雑対策
3月12日は誰もが行きたい夜ですが、東大寺が一般参拝者に避けるよう呼びかけている夜でもあります。お寺の講社(こうしゃ)の参拝日で、リボンをつけた講員は専用エリアでお松明を見たあと、お堂に入って行法を聴聞します。
- 一般参拝者は広場の別の区画から、立ち止まらずに歩きながら短時間だけお松明を見ます。
- この夜、一般参拝者はお堂の局(つぼね)に入れません。
- 2026年は参道が16:15ごろに閉鎖され、2週間で最も早い時刻でした。
- 第二拝観所が満員になると、それ以上の観覧はできません。
お寺自身が別の日の参拝をすすめています。奈良で1晩しか取れないなら、3月13日か3月2〜11日のどこかを選びましょう。

「お水取り」の名の由来となる3月12日深夜の行法
「お水取り」とは水を汲むこと。3月12日のお松明のあと、13日の午前1時30分ごろ、練行衆が二月堂下の若狭井から水を汲み、二月堂の十一面観音に供えます(東大寺)。井戸は「閼伽井屋(あかいや)」という小さな建物の中にあり非公開なので、お水取りそのものは見られません(HugKum).
ほかの夜にできるのは、声明を聴くこと。お松明のあと、空きがあればお堂の局に座って読経を聴けます(2026年のお知らせ)。お堂のルールは厳格です:
- スマートフォンなど電子機器は使用禁止。写真、動画、録音も禁止。
- 飲食・喫煙禁止。会話はできるだけ控えましょう。
- 靴を入れる音の出ない袋と、袋に入れた折りたたみ傘を持参。長傘は持ち込めず、ブーツは避けたほうが無難です。
- 局の扉は入ったら閉め、大人数で行かないようにしましょう。
13日の深夜まで残る場合、電車はありません。奈良に泊まりましょう。
修二会とは?なぜ火を使うのか
修二会は悔過(けか)の行法です。11人の練行衆が十一面観音の前で日々の過ちを懺悔します。東大寺はその始まりを752年、良弁の高弟・実忠によるものとしています(東大寺)。お松明は本来、毎晩練行衆を二月堂へ導くための明かりで、見せ物はその副産物です。
二月堂は1667年の修二会の最中に焼失し、2年後に再建されました。現在の二月堂は国宝です(東大寺)。名前は、修二会が本来行われていた旧暦2月にちなんだ「二月の堂」という意味です。
お水取りは無料?
はい。お松明にチケットはなく、有料席もありません。東大寺のお知らせにも予約はないとだけ書かれています。東大寺によると二月堂は24時間参拝でき、拝観料の記載もありません。
| 東大寺(2026年) | 費用 | 3月の時間 |
|---|---|---|
| 二月堂のお松明 | 無料 | 夕方〜夜、スケジュール参照 |
| 二月堂と舞台 | 無料 | 24時間開放(夜は静かに) |
| 大仏殿 | 大人800円 | 8:00〜17:00(11〜3月) |
| 東大寺ミュージアム | 大人800円 | 9:30〜17:00(入館16:30まで) |
| 大仏殿+ミュージアム | 大人1,200円 | — |
| 法華堂(三月堂) | 大人800円 | 8:30〜16:00 |
料金の出典:東大寺の 拝観料ページ。支払いは現金のみです。3月の大仏殿は17:00に閉まるので、先に見てから二月堂へ上りましょう。
お水取りへの行き方と終電
二月堂は大仏殿の裏手の山腹にあります。東大寺によると近鉄奈良駅からお寺まで徒歩約20分。二月堂への上り坂の分、時間に余裕を。JR奈良駅か近鉄奈良駅から市内循環バスで「東大寺大仏殿・春日大社前」へ行き、徒歩約5分でも行けます(東大寺へのアクセス).
- お寺に駐車場はありません。 近くの有料駐車場を使うか、できれば電車で。
- 大阪への終電: 2026年秋のダイヤでは、近鉄奈良からなんば行きの平日最終快速急行は23:06発でした(駅探)。お松明はたいてい19:25ごろに終わるので、お堂で聴聞しない限り余裕があります。
- 京都へ: 同ダイヤでは近鉄奈良から21:08以降の京都直通の近鉄電車はなく、それ以降は大和西大寺で乗り換えが必要です。当日の夜にルートを確認しましょう。
- 3月はダイヤが変わります。 日本の鉄道会社はたいてい春にダイヤ改正をするので、日が近づいたら再確認を。
帰りの山道ではスマホのライトを使い(屋外のみ、お堂の中は不可)、人混みと一緒にゆっくり下ることになると思っておきましょう。
お水取りは行く価値がある?向いている人、向いていない人
観光客向けのショーではなく、今も続く本物の仏教の行法を見たいならぜひ。お松明は練行衆の足元を照らすためのもので、ルールはお寺が決め、席を売る人もいません。それこそが魅力です。
寒い人混みの中で1時間立って25分の炎を見るのが苦手な人や、3月12日しか行けない人は再考を。その夜、一般参拝者は歩きながら短く見るだけで、お寺自身も別の日をすすめています。
- 初めてなら: 3月2〜11日の平日の夜。18:00までに竹の柵の中へ。
- いちばん大きなお松明なら: 3月12日。歩きながらの観覧になり、参道は16:15ごろに閉鎖される(2026年)ことを覚悟して。
- 時間がないなら: 3月14日。18:30ごろにお松明が一斉に上がり、約10分ですべて終わります。
- 混雑なしで雰囲気を味わうなら: 雨の夜。人出が減り、お松明はそのまま行われます。
1時間じっと立っていられる子どもなら、火の粉に大喜びするはず。人混みでは目を離さず、子どもにも天然素材の服を。山腹の参道には階段や坂があり、お寺のお知らせに段差のない観覧についての記載はないので、車いすを使う方は事前に東大寺(0742-22-5511)へ問い合わせを。日本へ行く時期をまだ考えているなら、当サイトの 日本を訪れるのにベストな時期 ガイドで3月とほかの季節を比べています。
お水取りの夜の宿泊先とプランの立て方
お松明を複数の夜に見たい、または夜遅くまでお堂で聴聞したいなら奈良に泊まりましょう。大阪や京都からなら、通常の夜1回は午後からの日帰りで十分です。シンプルなプラン:
- 14:00 — 到着して、17:00に閉まる前に大仏殿を見学。
- 16:30 — 二月堂へ上り、まだ入れるうちに舞台からの眺めを楽しむ。
- 18:00まで — 芝生か広場へ。3月1日・12日・14日はもっと早めに。
- 19:00〜19:25 — お松明。そのあとお堂で聴聞するか、近鉄奈良駅近くへ下りて夕食。
朝が空いていれば、奈良の真価は静かなお寺にあります。当サイトの 奈良の静かなお寺ガイド では行列のない8か所を紹介。また 2027年の桜開花予想 では、カレンダー上の次の大イベントを取り上げています。
出発前に知っておきたいこと
ウールか綿を着る
火の粉が観衆に降ってきます。ナイロンより天然素材のほうが火の粉に強いです(HugKum)。
髪を覆う
フードや帽子で灰を防げます。寒さ対策に手袋も。
二月堂周辺は三脚禁止
東大寺は舞台を含む二月堂周辺での三脚使用を認めていません。
3月12日は避ける
東大寺自身が、一般参拝者には別の夜をすすめています。
平日の夜に行く
週末の夜は早く埋まり、雨の日は人出が減ります。
お堂用の持ち物
靴袋、折りたたみ傘。長傘とブーツはNG。

お水取りのよくある質問
2027年のお水取りはいつ?
2027年3月1日(月)〜14日(日)。日程は毎年同じです。2026年10月23日時点で、東大寺は2027年のお松明の時間を発表していません。
お水取りのお松明は何時から?
2026年はほとんどの夜が19:00〜19:25、3月12日は19:30〜20:10、3月14日は18:30〜18:40でした。時刻はおおよそです。
お水取りは無料?
はい。チケットも予約もありません。二月堂は24時間開いていて、拝観料の記載もありません。
お水取りはどの夜がおすすめ?
よく見たいなら3月12日以外の夜ならどこでも。3月12日のお松明が最大ですが、一般参拝者は歩きながらの観覧になり、2026年は参道が16:15ごろに閉鎖されました。
お水取りには何時に着けばいい?
二月堂への立ち入り規制の前に。2026年はほとんどの夜が18:00ごろ、3月1日は16:45、3月12日は16:15、3月14日は17:30でした。
お水取りの水汲みは見られる?
見られません。3月13日の午前1時30分ごろ、非公開の建物の中で行われます。ほかの夜なら、空きがあればお堂の局で行法を聴聞できます。
お水取りで写真は撮れる?
屋外ならOKですが、二月堂周辺では三脚禁止です。お堂の中ではスマホもすべての録画・録音も禁止です。
お水取りのあと大阪へはどう帰る?
近鉄奈良駅から。2026年秋のダイヤでは、なんば行きの平日最終快速急行は23:06発でした。3月に再確認しましょう。
出典と確認方法
日程、お松明の時間、規制時刻、観覧ルール、お堂のルール、料金、アクセスは、2026年10月23日に東大寺の公式ページと2026年の修二会のお知らせで確認しました。電車の時刻は駅探、お寺が記載していないお松明の詳細はjapan-guide.comとHugKumによります。2027年の時間は未発表で、東大寺がお知らせを出したら(通常2月上旬)このガイドを更新します。
2027年3月の奈良旅行を計画中?
Japan Proなら、お水取りの2週間の奈良のホテルを予約し、お松明の時間に合わせて電車とお寺のプランを立てられます。



