駅ガイド 本物の体験工芸品・伝統産品大徳寺

京都・西陣ガイド2026:西陣織会館、着物、25日の市、上七軒

町家が並ぶ京都・西陣の通り
Photo: <a href="https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Kyoto_Nishijin_Daikoku-cho_2013-08B.JPG" target="_blank" rel="noopener nofollow">At by At</a> /ウィキメディア・コモンズ、 <a href="https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/" target="_blank" rel="noopener nofollow">CC BY-SA 3.0</a>

西陣 は京都の絹織物の街。地下鉄今出川駅の西に木造の町家が碁盤の目に並び、ほとんどは無料で散策できます。京都・西陣では、西陣織会館で手織り体験(2,750円)、8,800円から着物でのお出かけ、毎月25日の北野天満宮「天神さん」の市めぐり、そして京都最古を名乗る花街・上七軒の散策が楽しめます。

このエリアは京都のどこよりも「行く日選び」が大切です。博物館は月曜休館、天満宮の市は25日だけ、もみじ苑や大徳寺の特別公開は秋の期間が決まっています。そこでこのガイドは、まずカレンダーから始め、そのあと場所ごとに紹介します。

無料

西陣織会館の入場

25日

北野天満宮の天神市(毎月)

10月31日〜12月6日

北野天満宮もみじ苑(2026年)

10分

今出川駅から徒歩

町家が並ぶ京都・西陣の通り
西陣の町家の通り。写真: At by At /ウィキメディア・コモンズ、 CC BY-SA 3.0

京都・西陣は何曜日に行くべき?

月曜でなければ25日を狙いましょう。市、天満宮、西陣織会館を一度に回れます。2026年末〜2027年初めの確定日程は以下のとおりです。

日付内容注意点
2026年10月25日(日)北野天満宮の天神市、6:00〜日没西陣織会館の秀吉・黄金展の最終日
2026年10月31日〜12月6日北野天満宮もみじ苑公開、9:00〜16:00ライトアップは11月13日から
2026年11月3日から西陣織会館で寛永行幸の新展示(2027年3月28日まで)月曜休館
2026年11月25日(水)毎月の市平日なのでやや空いている
2026年12月1日(火)北野天満宮の献茶祭
2026年12月25日(金)終い天神。一年最後の市で大混雑一日中混雑を覚悟
2027年1月25日(月)初天神。最もにぎわう市で約1,000店月曜のため西陣織会館は休館
2027年2月25日(木)梅花祭。上七軒の芸妓・舞妓による野点大茶湯梅苑は2月上旬〜3月下旬公開

日程の出典: 北野天満宮の行事予定 と 西陣織会館。恒例行事の日程は変更されることがあると神社が案内しているので、大事な日の前にはニュースページを確認しましょう。日本各地の祭りはこちら: 日本の祭りカレンダー.

  • 月曜: 西陣織会館は休館(祝日の場合は火曜)。和菓子の「宗禅」も休みです。
  • 水曜: さらさ西陣は定休日。
  • 年末年始: 西陣織会館は12月29日〜1月3日休館。

西陣への行き方は?

西陣の真ん中に駅はないので、バスで行くか地下鉄駅から歩きます。最寄りは烏丸線の今出川駅で、西陣織会館の東へ徒歩約10分です。

目的地出発地交通手段時間
西陣織会館(堀川今出川バス停)京都駅市バス9系統約30分
四条河原町または四条烏丸12系統約20分
出町柳201または203系統約15分
地下鉄今出川駅今出川通を西へ歩く約10分
北野天満宮(北野天満宮前バス停)京都駅50系統約35分
地下鉄今出川駅51または203系統約15分
嵐電 北野白梅町徒歩約5分
大徳寺(大徳寺前バス停)京都駅205または206系統約45分

ルートの出典: 西陣織会館, 北野天満宮 と japan-guide.com (2026年1月更新)。北野白梅町から出る嵐電は嵐山まで行くので、こちらと組み合わせるのもおすすめ: 嵐山ガイド.

市バスは現在1乗車230円均一、地下鉄・バス1日券は1,100円です。1日券は24時間ではなく、最初に使った日の当日限り有効です(京都市交通局)。京都市は2027年度中に市民優先価格の導入を予定しており、観光客は約350〜400円になる見込みですが、開始日は未定です(トラベルボイス、2026年9月8日)。当サイトの 祇園四条ガイド でも京都のバスについて詳しく紹介しています。

京都の西陣織会館の建物
西陣織会館。写真: lienyuan lee /ウィキメディア・コモンズ、 CC BY 3.0

西陣織会館でできることは?

今出川のすぐ南、堀川通に面した会館は、西陣織の組合のショールームです。入場無料。10〜3月は10:00〜16:00、4〜9月は10:00〜17:00、月曜と12月29日〜1月3日は休館です(公式).

現在、着物ショーはありません。 JNTOの紹介ページを含め、多くのガイドがいまだに毎日の着物ファッションショーに触れています。会館の公式ページでは開催予定はないとし、代わりにYouTubeチャンネルの映像を案内しています(公式).

西陣織会館の西陣織の織機
西陣織会館の織機(2005年)。写真: POHAN CHEN /ウィキメディア・コモンズ、 CC BY 2.0

体験メニュー

体験値段距離メモ
ミニ織機でテーブルセンター(約20×30cm)を手織り2,750円、学生2,530円約40分要予約。10歳(小学5年生)以上。作品は持ち帰り可
西陣織の端切れで作る万華鏡1,980円約30分10:30、13:30、14:30の回。最大4名

15名以上は団体料金。料金は税込みで、出典は 体験ページ.

着物・衣装体験

プラン値段時間知っておきたいこと
小紋の着物で街歩き8,800円着付け約20分閉館30分前までに返却。ヘアセット・メイクなし
小紋の着物(館内のみ)5,500円約20分写真撮影向け
浴衣(夏季のみ)4,950円約20分翌朝までに返却
子ども着物11,000円約20分館内のみ。身長110〜128cm
舞妓・芸妓体験(女性)33,000円約80分ヘアメイク、プリント写真付き
十二単または束帯48,400円約80分身長145cm以上。写真付き
白無垢・色打掛の花嫁衣装(女性)55,000円約120分10:00または13:00スタート

どのプランも要予約です(公式の着物ページ)。おすすめは8,800円の街歩きプラン。ここで着付けをして、織屋の町並みを西へ歩き、上七軒と北野天満宮へ。閉館30分前、冬なら15:30までに戻ればOKです。

展示とショップ

3階の資料室は無料で、京都市指定の文化財である日本初の木製ジャカード織機も展示されています。「西陣織の輝き:秀吉の黄金の世界」は2026年10月25日まで、「寛永行幸を偲ぶ」は2026年11月3日〜2027年3月28日に開催されます。

2階の「Aoyama Square Kyoto Nishijin」は2025年9月にオープンした工芸ギャラリー兼ショップです。西陣の絹織物、着物、京焼をほかで買うなら、こちらのガイドへ: 日本の工芸品の買い方ガイド.

織成舘と織屋の町並み

西陣とは「西の陣」という意味です。応仁の乱(1467〜1477年)の後、職人たちは京都に戻り、西軍が陣を構えた場所で織物を再開したと 西陣織工業組合は説明しています。細長い町家の多くは、今も奥に工房を構えています。

織成舘

浄福寺通にある織屋の町家を改装した織物の博物館で、今出川浄福寺バス停から北へ徒歩約5分です(JNTO)。江戸後期から20世紀後半までの着物や帯約400点に加え、能装束の復元品も展示しています。

2階では職人が絹を手織りしており、事前予約で手織り体験もできます(観光庁)。2026年の開館時間や料金は博物館の公式サイトで確認できなかったため、事前に電話などで確認しましょう。

町家カフェと和菓子

  • 京西陣 菓匠 宗禅 (寺之内通、浄福寺角):築約130年の織屋建ての町家にある、あられの店です(和楽)。店舗は10:30〜18:00、カフェは11:30〜18:00(ラストオーダー17:30)。月曜・火曜定休(祝日は営業)。カフェとあられ焼き体験は土日祝のみです(ウォーカープラス、2026年3月).
  • さらさ西陣 (鞍馬口通):銭湯を改装したカフェ。唐破風の屋根、格天井、マジョリカタイルがそのまま残っています。営業は11:30〜21:00(金・土は22:00まで)、水曜定休。地下鉄鞍馬口駅から徒歩約15分です(るるぶ)。大徳寺へ向かう途中にあります。

西陣のカフェ事情は移り変わりが早く、町家カフェは営業時間が短いところも多いので、夕方ではなくランチ時に行きましょう。

上七軒:北野天満宮そばの花街

上七軒は北野天満宮のすぐ東にある小さな花街で、上七軒歌舞会は京都最古の花街と紹介しています。お茶屋が並ぶ、人が暮らす本物の通りで、セットではありません。明るいうちに歩き、端に寄って、芸妓さんや舞妓さんを呼び止めて写真を撮るのはやめましょう。

  • 北野をどり: 上七軒の春の踊り。 上七軒の公式サイトでは3〜4月開催とされています。2027年の日程は未発表。参考までに2025年は3月20日〜4月2日で、チケットは6,000円、お茶付き7,000円でした(2025年のリリース).
  • 夏のビアガーデン: 公式カレンダーでは7〜8月とされ、9月上旬まで営業します。
  • 梅花祭(2月25日): 上七軒の芸妓・舞妓が北野天満宮の梅苑でお茶をふるまいます(神社).
  • 上七軒歌舞練場(花街の劇場)の問い合わせ:075-461-0148(平日10:00〜17:00)。

北野天満宮:天神市ともみじ苑

学問の神様・菅原道真を祀る北野天満宮は、京都・西陣の西の要です。境内は7:00〜17:00、無料で参拝できます(公式).

北野天満宮の天神市
25日の北野天満宮の天神市。写真: Hyppolyte de Saint-Rambert /ウィキメディア・コモンズ、 CC BY 4.0

天神市(毎月25日)

6:00から日没まで、境内と周辺の通りに露店が並び、食べ物、古着の着物、古道具、雑貨などが売られます。古布のいいものを狙うなら9:00前に到着し、現金を持参しましょう。1月の初天神が最大で約1,000店が出ます。

もみじ苑(2026年秋)

2026年の詳細
期間10月31日〜12月6日
昼の公開時間9:00〜16:00(受付15:40まで)
ライトアップ11月13日〜12月6日、日没〜20:00(受付19:40まで)
入館料大人1,500円、小学生700円、6歳未満無料。茶菓子付き
ルール三脚禁止

苑内には豊臣秀吉が築いた土塁「御土居」の一部が残り、約350本のもみじが植わっています(公式)。京都のほかの紅葉は、こちらで紹介しています: 京都の紅葉2026ガイド.

宝物殿は大人1,000円。12月13日からは、正月の縁起物「大福梅」の授与が始まります。

大徳寺:西陣の北に広がる禅の塔頭

大徳寺は西陣の北、バスですぐの禅寺の塔頭群で、市バス205・206系統の大徳寺前バス停で降ります。拝観できる塔頭は限られており、現在公開中なのは以下です。

塔頭公開拝観時間入館料
大仙院通年9:00〜16:30500円
瑞峯院通年9:00〜17:00400円
龍源院通年(不定期の休みあり)9:00〜16:30(受付16:20まで)350円
高桐院当面拝観休止——
黄梅院(2026年秋)10月9日〜12月6日、10月28日休10:00〜15:45(受付終了)1,000円
興臨院(2026年秋)10月3日〜12月15日10:00〜16:30(12月1日からは16:00)800円
総見院(2026年秋)10月10日〜11月30日、11月21〜22日休10:00〜16:00800円
聚光院(2026年秋)9月18日〜12月6日、11月27〜29日など休止日多数9:30〜15:301,000円。未就学児不可

通年公開の寺院の出典: japan-guide.com (2026年1月)。大本山の開山700年を記念した秋の特別公開は、主催の京都春秋の 2026年5月のリリースによります。寺院の休止は直前に追加されることがあります。

京都・西陣 半日散策ルート

京都・西陣は東から西へ、地下鉄駅から天満宮へと歩くのがおすすめ。バスや嵐電の乗り場でゴールできます。月曜以外ならどの日でも使えるルートです。

時間停留場・場所その時間の理由
10:00今出川駅から西へ歩き、西陣織会館へ会館は10:00開館
10:30手織り体験(要予約)または着物の着付け手織りは約40分
11:30寺之内通の宗禅(カフェは土日祝)カフェは11:30オープン
12:30織成舘と浄福寺通周辺の路地明るいうちが散策しやすい
14:00上七軒昼過ぎは落ち着いている
14:30北野天満宮ともみじ苑(10月31日〜12月6日)昼の受付は15:40まで
16:00北野天満宮前からバス、または北野白梅町から嵐電境内は17:00まで

お寺が好きなら?大徳寺からスタートしましょう。大仙院は9:00に開くので、塔頭を2つ見ても昼過ぎには西陣織会館に着けます。25日なら順番を逆にして、市から始めましょう。

出発前に知っておきたいこと

月曜は避ける

西陣織会館と宗禅は休み。2027年1月25日の市は月曜にあたります。

織機は予約を

手織り体験は要予約。飛び込みは保証されません。

着付けは早めに

街歩きの着物は閉館30分前までに返却。10〜3月は15:30です。

25日は現金を

市の露店や寺の受付はほぼ現金のみです。

バスに注意

京都駅からのバスは30〜45分。歩けるなら地下鉄で今出川へ行くほうが早いです。

控えめに

上七軒は現役の花街です。舞妓さんを追いかけて写真を撮るのはやめましょう。

京都・西陣のよくある質問

西陣織会館は無料?

はい、入場無料です。お金がかかるのは体験だけで、手織りは2,750円、着物プランは5,500円からです。

西陣織会館では今も着物ショーをやっている?

現在は行われていません。会館によると着物ショーの予定はなく、代わりにYouTubeで映像を公開しています。

北野天満宮の市はいつ?

毎月25日、だいたい6:00から日没まで。12月(終い天神)と1月(初天神)の市が最もにぎわいます。

西陣の最寄り駅は?

地下鉄烏丸線の今出川駅で、西陣織会館まで徒歩約10分です。京都駅からの市バス9系統なら、会館前の堀川今出川に停まります。

2027年の北野をどりはいつ?

まだ発表されていません。上七軒では3〜4月開催としており、2025年は3月20日〜4月2日でした。

西陣で着物をレンタルできる?

はい。西陣織会館では小紋の着物を8,800円でレンタルでき、街歩きを楽しめます。返却は閉館30分前まで、要予約です。

大徳寺で公開中の塔頭は?

大仙院、瑞峯院、龍源院は通年公開。高桐院は当面拝観休止です。2026年秋は黄梅院、興臨院、総見院、聚光院でも特別公開があります。

京都・西陣の所要時間は?

西陣織会館、織屋の町並み、北野天満宮なら半日。大徳寺や25日の市も加えるなら1日です。

出典と確認方法

この西陣ガイドの情報は、2026年10月23日に西陣織会館と西陣織工業組合、北野天満宮、上七軒の公式サイト、京都市交通局、JNTO、観光庁で確認しました。大徳寺の拝観時間はjapan-guide.comと主催者のリリース、カフェの営業時間はウォーカープラスとるるぶによります。お出かけ前にリンク先をご確認ください。

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